「AFAブルーグリーンアルジー」の育つ

クラマス流域の自然

The

Nature of

Klamath

Basin

Klamath Lake

クラマス湖

標高１２６２メートル、琵琶湖の約３ 分の１ という広大な大きさの湖。世界で唯一AFAブルーグリーンアルジーが収穫される湖です。その湖底は、マウントマザマの噴火により、厚さ９ メートルもの火山灰が堆積し、豊富なミネラル分が栄養分となりA F Aを育てていると考えられています。地元ではKlamath Lake と呼ばれていますが、Upper Klamath Lake と呼ばれることもあります。▼

photo by Takuya Kamibayashi

Crater Lake

クレーターレイク

クラマス湖から北に約５０km、標高1883メートルにあるカルデラ湖。アメリカで最も深度が深い湖で、クラマス湖の水源地のひとつ。７ ７ ０ ０ 年前にマウントマザマが噴火し、頂上にできたカルデラ湖。雨水が溜まってできた湖で、水の透明度が世界一な湖だと言われています。湖の水はアルカリ性で、ちなみにマウントマザマの噴火で飛び散った火山灰がクラマス湖の湖底を形成しており、クラマス流域の特性との関係がても深い湖です。クレーターレイクの深い青色を見に、全米から観光客がやってきます。▼

photo by Takuya Kamibayashi

Kimball State Park

キンボール州立公園

Mount Shasta

シャスタ山

クラマス湖に流れ込む川の上流。クレイターレイク(Mt. Mazama)の雪解け水が地中を通りKimball State Parkから湧水として湧き出ています。年中雪の残るクレイターレイクからの雪解け水は、真夏でも氷水のような冷たさで、水の透明度は息をのむ美しさです。▼

パワースポットとして有名な神秘的な力を秘めた、カリフォルニア州とオレゴン州の境に位置する山。マウントシャスタの隣にはマウントシャスティーナという、ペアとなる山がありその姿は夫婦のようです。下の写真の高い方がシャスタで、低い方がシャスティーナです。▼

Mount Mcloughlin

マクラフリン山

クラマス湖からの眺めで最も目立つ存在が、綺麗な三角形の山、Mt. Mcloughlin。カスケード山脈の一部です。ちなみに手前左手の陸地は、ベアアイランドという名前ですが、熊はいません。▼